[小説]新人男の娘と乱れたい1

「今日は宜しくお願いします」

黒い長い髪が肩からはらりと零れ落ちた。あげられた顏は凛としていた。けれどその肩は少し震えていた。
俺はその肩に手を回しベッドへと誘った。彼女はまだ新人であり慣れていないのだ。ゆっくりとリードしなければいけない。
女性ホルモンを打ち体つきがより女性らしくなったニューハーフ。ニューハーフ歴が長くなるほど肌のきめが細かくなったり、毛髪が細くなったり、胸やお尻に脂肪がつきやすくなり体つきが丸くなる。だが歴の浅いニューハーフは特段男の娘と違いはない。見た目はどちらもとても男とは到底思えない。
事情は知らない。知ってはいけない。事情を知ることはいけないのだ。ただ新人の男の娘だ。そういうことに興味があっても経験自体少ないのだ。まだ知らない経験を彼女に積ませるのが俺の役得だろう。
ベッドに腰を下ろした彼女の隣に腰を下ろすと、腕を彼女の背中に回し、その白く細い手をつかんだ。彼女はできるだけ俺の動きに身を任せようとしているが、筋肉が強張っていて動きが鈍い。

「緊張してる?」

俺が彼女に声をかけると彼女はためらいがちにこくんと頷いた。慣れないものは緊張するのは仕方がない。声を少しでもかけてあげれば彼女の体調を気にしているというアピールもできる。セッ〇スは1人ではできない。1人でするならオナホやラブドールでも別に変わりはないのだ。一緒に気持よくなるからこそ興奮する。そういうものだろう?
いきなり衣服を脱がすのは素人だ。興奮するには段階がある。まずはお互いにエッチな気持ちにならないとな。

「何か好きなものはある?」

彼女に尋ねると一瞬「え?」という声を漏らした。高めの声が可愛い。普通の男の娘よりも若干声が低い。まぁ、でも普通の男よりもずっと声が高い。

「そうだな。何か好きな飲み物はある?」

もう少し具体的な内容に踏み込むと彼女は目線を斜め上にさまよわせて考え込んだ。そして少しためらいがちに「……ミルクセーキが好きです」と言った。

「ふぅん? いいね。甘いの好きなの?」
少し照れたような感じで「えへへ……」と彼女は笑った。
まだあまり心を許してくれてないな。まぁ、初対面のおっさん相手だとなかなか難しいよな。

「俺はコーヒー好きなんだ。マックスコーヒー」
本当は甘い奴よりブラックの方が好きだが、それはもっと親しくなってきてから言おうか。今は共通の話題を作り、彼女の心を解すことが重要だ。
「あのコーヒーってもう砂糖水と言っても過言じゃないんだけど、対外的にコーヒー飲んでますって言えるのがいいよね」

彼女の表情はちょっと柔らかくなってきていた。彼女の体も最初に比べて大分緊張が解けて柔らかくなってきていた。
彼女は「えっと……その……」と口ごもりながら俺の方に顔を向けた。

「俺は田中でいいよ? あ、なんならパパでもいいよ?」

「はい、パパ?」

ためらいがちに言われたその言葉。俺は思わずぎゅっと抱きしめてその頬にキスをした。

 


この度、新しく事務員として入りました「黒井きの」と申します。エロい妄想大好きです。真面目なことしか口に出せないのに、頭の中ではエロエロな、ド変態です! 今後とも宜しくお願いします!

 

次回→10月5日公開済み!

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